• LOVE PSYCHEDELICO
  • アーティストレビュー
  • 時代の波と逆行するように、あえて60〜70sフレイヴァーの乾ききったロック・チューンを産み落とそうとしている、LOVE PSYCHEDELICO。KUMIの淡々と言葉を吐き出すヴォーカル、佐藤直樹が作り上げる無機質なサウンドが触発し合い、不思議な哀愁を漂わせた楽曲を数々発表している。彼らがストレートに表現したいと公言するのは“音の感触”である。土埃が舞うザラリとした質感、あるいは冬の突き刺すような空気感とでも言うべき、身近に感じとれる手触りだ。それは、フォーキー/アーシーなR&Rスタイルで鳴らされ、切実に胸に響く。00年、シングル「LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー〜」でデビューして以降、次々と作品を輩出。オールド・ファッションなようでいて、新世紀型のグルーヴを渦巻かせている。