• Helloween
  • アーティストレビュー
  • ジャーマン・パワー・メタルの旗手、ハロウィンといえば94年に脱退してしまったマイケル・キスクの驚異のハイ・トーン・ヴォーカルと口ずさめるメロディ、そして流麗なツイン・ギターが最大の魅力といえる。84年にミニ・アルバム『ハロウィン』でデビューした彼らは、『守護神伝 第1章』87年『守護神伝 第2章』87年といった2枚の大作により、日本とヨーロッパで人気が爆発。全編を貫くヨーロッパ特有の哀愁味を帯びたメロディ、加えて2バスの疾走感と泣きのバラードで、「これぞ様式美」とでも言いたくなるようなジャーマン・メタルの真髄を極めたのだ。しかし88年にメイン・コンポーザーであるカイ・ハンセンgが脱退。その後、次第にメタル路線を逸脱していくが、94年のキスク脱退を境に、新ヴォーカリストにピンク・クリーム69のアンディ・デリスを迎え、再び様式美を取り戻した。